伝統工芸品
福島県には国指定の伝統工芸品がいくつかあります。
三島町の山ぶどうの籠、ヒロロのバッグ、大堀相馬焼・・・それぞれが、地域の生活に密着して生まれたものです。
しかし、今の生活にそれが必ず必要というものではありません。そのために国が伝統工芸品として残していこうというものなんだと思います。
この写真はボリビアの田舎のほうで作られている帽子です。一つ一つ丁寧に編みこまれていて、模様が複雑で、天才数学者でも解明できそうもない編み方を編み手は知っています。彼らは売るために作るのではなく、自分の家族のために作っています。
ちなみに、ポンチョを編むのは女性、帽子は男性が編むそうです。残念なことに現在はアジアから安い工業製品が入ってきてこのような帽子、ポンチョはほとんどなくなってしまったそうです。
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